夏の思い出の話

最近あったかくなってきましたね。
夏が近くなるとなんだかウキウキしてしまいます。特に何か予定があるわけではないですが。

 

10年以上前ですが、「仮面ライダーカブト」というヒーローがいました。
「カブト」はあの『KAGEROU』で有名な水島ヒロ先生が変身する、赤いカブト虫型の仮面ライダーです。


その必殺技に「クロックアップ」という技がありまして、これは時間の流れを操って周りのものが止まって見えるほどめちゃくちゃ速く動く、というチートっぷりなの必殺技でした。

 

なぜカブト虫に時間を操る設定を付けたのかはナゾですが、「クロックアップ」発動時の演出はすごくかっこよかったと記憶しています。
(周りの動きがほぼ止まり、カブトだけがゴキブリみたいにカサカサ動く)

 

さて、そんな「仮面ライダーカブト」が絶賛放送中だった当時の夏休み、鹿児島のいとこ(ちびっ子)の幼稚園に遊びに行ったことがありました。

 

なんとなく園児たちの遊びを眺めていると、案の定、男の子たちが「仮面ライダーカブトごっこを始めました。

はつらつとしたリーダーっぽい元気な子が「カブト」役、
おとなしそうな子供たち数人がザコ敵の「ワーム」役でした。

カブト役の男の子が「クロックアップ!」と叫ぶと、
ワーム役の子たちは皆ピタリと動きを止め、カブトになす術なくボコボコにされていて笑いました。

ワーム役の子は楽しいんですかね。これでいいのでしょうか。

でも自分たちが子供のころやっていた「ごっこ遊び」に比べたら、かなり原作準拠だと思います。
僕たちの時は勝手に8号ライダーくらいまで登場させた挙句、最後は全員爆発させてました。

 

 

今日は暑くてふと夏の思い出がよみがえってきましたが、
今の子供たちは「夏」といっても「カブト虫」を連想しないのかもしれませんね。
僕も別に連想しません。