謎のおっさんの話

 先日、新幹線で本を読んでいたら隣に座ったオッサンが「あぁ、その本。犯人○○やで。」と突然ネタバレしてきました。

 

 僕が「えぇ・・・」とドン引きしているのもおかまいなしに、オッサンはなんだか自分のことをペラペラしゃべりだし、どうやらフリーランス?のカメラマンかなんかだそうで、名刺をもらいました。

 

『写真家 鈴木 五輪夫』

 

 生まれて初めてゴリオに話しかけられました(いわおと読むそうです)。
 オッサンはその後もずっとしゃべり続け、ぐったりした僕はその夜38.1℃の熱が出ました。

 

 数日がたち、「そういえばあの本、一応最後まで読むか」と再びページをめくると、結局ぜんぜん違うやつが犯人でした。


なんなんだよゴリオ・・・(いわおです)