好きな漫画の話

僕が好きな「新・コータローまかりとおる!柔道編」というメジャーとマイナーの間くらいの漫画を、心を鬼にしてアンチになりきって紹介したいと思います。

 

この漫画は本当にしょうもない。

なぜこんなゴミを世の中に送り出してしまったのか理解に苦しみます。

大のオトナがこんなバカみたいな駄作に金と時間を費やして、クソザコナメクジ漫画をせっせと作った事実に呆れを通り越してもはや憐れみを感じます。

「駄作」という言葉に失礼かもしれません。人生の貴重な時間を無駄に過ごしたい人にお勧めです。

 

まず、前作の主人公・「空手」家の高校生コータローがなぜか「柔道」の大会で勝ち上がっていくというストーリーがそもそも破天荒すぎて意味不明。

低俗な下ネタが多く、ギャグもくどい。本当にくどい。家系ラーメン食った後、すた丼大盛りをお替りするくらいおなか一杯。

さらに作者がその時ハマっているものがどんどん漫画内に登場するため 、作 品そのものがごっちゃごっちゃ。

唯一良い点を挙げるとすれば、この「柔道編」だけで独立したストーリーなので、前作を読まなくても話が通じるところくらいでしょうか。あと、格闘シーンは漫画界きっての読みやすさ。それとキャラクターの背景をしっかりと描いているため真剣勝負の時は熱く、また5対5のチーム戦のため勝敗が読めません。個性豊かな強キャラたちが織りなすギャグとガチンコバトルのギャップに、一気読みしてしまうこと間違いなし。最終話も文句なしにキレイに完結しますし、読み終わった後なぜかすこし元気が出る、春にぴったりのとても素敵な作品です。